2016/01/25

ドイツの町と紋章45 ニュルンベルク


Wappen der Stadt Nürnberg Großes Stadtwappen

ニュルンベルクは人口50万人を超えるバイエルン第二の都市。人口350万人のニュルンベルク都市圏の中核を形成している。
ドレスデンと並ぶ大規模なクリスマスマーケットが開催されることでも知られ、僕が行ったときには日本人もたくさん来ていた。

左が小紋章で、左半分に爪と赤い舌のついた鷲が、右半分には赤と白の斜めの帯が描かれている。斜めの帯は1260年には確認され、神聖ローマ帝国の鷲は1350年に加えられた。もっとも右部分の帯の数や色は、何度か変化している。1936年から現在の紋章が用いられている。
右は大紋章で、金色の「処女鷲」(Jungfrauensadler、ギリシャ神話の生物ハルピュイア)が、葉でできた王冠をかぶっている。これが描かれた印章は1220年から用いられ、帝国自由都市であることを表している。現在の形は1936年、小紋章と同時に定められた。

0 件のコメント:

コメントを投稿