ライプツィヒはザクセンの大都市で、州都のドレスデンを超える州内最大の人口を有している。バッハやメンデルスゾーンの活躍した音楽都市として知られ、1989年のデモでライプツィヒはドイツ統一運動の震源地となった。
クリスマスマーケットの時期に滞在。ライプツィヒ中央駅は町の規模に比して明らかに大きい。
紋章の左部分には赤い舌と爪を持った「マイセンのライオン」が、右部分には「ランツベルクの縦帯」が描かれている。ライオンはマイセン辺境伯としての、縦帯はランツベルク辺境伯としてのヴェッティン家の意匠であり、ライプツィヒがザクセン選帝侯国の一部であったことを示している。今日の紋章は1468年の印章まで遡ることができる。
同じくヴェッティン家の所領に属した周辺都市も、似たような紋章を有している。下左図はケムニッツの、下右図はデーリッチュの紋章で、二つの意匠の配置が異なるだけである。
市庁舎の中央におそらく古い紋章。
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