2015/04/28

ドイツの町と紋章11 ケーニヒスヴィンター


ケーニヒスヴィンターはライン川沿い、ボンの対岸に位置する都市である。ボンからのUバーンで気軽に訪問できる。ドラッフェンブルク城を擁するドラッフェンヘルス山、およびそこからのライン川の眺望で知られている。
僕はケーブルカー代と馬車代を惜しんで徒歩で城まで登ったが、結構きつかった。中心部では何かのお祭りをやっていてケルシュを1ユーロで飲めた。帰りは船で対岸のバード・ゴーデスベルクに渡った。

紋章は以下の通り。

Wappen der Stadt Königswinter

塔の上に盾があり、左にブルク公国の赤ライオン、右にはケルン選帝侯領の黒十字が描かれている。この紋章は、1972年に制定された。

写真はドラッフェンブルク城。ここでも金を惜しみ、この距離まで。


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2015/04/27

ドイツの町と紋章10 オイスキルヒェン


オイスキルヒェンはケルンの南西の町。日曜日の朝に行ったらほとんど誰もいなかった。
1302年に都市権を得た歴史ある町で、現在もかつての城壁や塔が一部残されているということだ。

紋章は以下の通り。

Wappen der Stadt Euskirchen

城門の両脇に盾が描かれ、紋章のなかに紋章があるような構造である。
左の赤いライオンはリンブルク公、右の黒いライオンは既に登場したユーリヒ公の紋章獣である。

写真は旧市庁舎。左右の紋章はなんだろうか。


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2015/04/26

ドイツの町と紋章9 ゾーリンゲン


ゾーリンゲンはケルンとヴッパータールの間に位置する町で、刃物の街として有名である。博物館などもあるのだろうが、中心部をなんとなく歩いたのみである。

紋章は以下の通り。

Wappen der Stadt Solingen

この紋章は1935年に紋章学者Wolfgang Pagenstecherによってデザインされ、制定されたものである。
錨は町の守護聖人であるクレメンス1世を、上部の五つの門はゾーリンゲンが人口10万人超の大都市であることを示している(誤解されがちだが、合併以前に市を構成していた五都市を表しているというわけではない)。
Wikipediaには書かれていなかったが、交差する剣は当然町の刃物産業の伝統を象徴しているのだろう。

ゾーリンゲンにようこそ。


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ドイツの町と紋章8 ヴッパータール


ヴッパータールは現存する世界最古のモノレールが走っていることで有名な町。現在も市民の足として活躍しており、僕も中央駅から一駅分乗った。ヴッパー川の上でぶら下がり轟音をたてて走る車両は迫力があるが、乗ってみると意外と静かで快適だった。
他に見どころはなさそうだが、それでも人口30万人超というから驚き。NRW。

紋章は以下の通り。

Wappen der Stadt Wuppertal

ここでもお馴染みのベルギッシュ・ライオンが用いられている。
ライオンが前足でつかんでいるのは「ローマのラウレンティウス」という聖人を象徴する格子であり、脚の下の糸の塊は町の主要産業である製糸業を表している。実は格子と糸は1929年に生れたヴッパータール市をかつて構成していた二つの町の紋章にそれぞれ用いられていた。すなわち、以下左図が旧エルバーフェルト市、右図が旧バルメン市の紋章であったという。

DEU Elberfeld COA.svg DEU Barmen COA.svg

写真はやはり空中鉄道。


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ドイツの町と紋章7 デュッセルドルフ


デュッセルドルフはノルドライン=ヴェストファーレン州の州都であり、ドイツで最も重要な五つの経済都市の一つである。多くの日系企業がヨーロッパの拠点を置いている。同じ州の最大都市ケルンと多くの面でライヴァル関係にあることでも知られる。
ここは二時間ほど歩いただけなのだが、目当てだった日本人が経営するラーメン屋の麺が異常に柔らかかったのが一番の印象。

紋章は以下の通り。

Wappen der Stadt Düsseldorf

かつての紋章にはライン川との関わりを示す錨のみが描かれていたが、16世紀から錨を前足で握る赤いライオンが加わった。このライオンはレヴァークーゼンのものと同様、ベルク公国のベルギッシュ・ライオンである。
度重なる変容ののち、1938年に紋章学者Otto Huppが今日の形に定めた。

写真はラーメン屋。


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2015/04/25

ドイツの町と紋章6 ブリュール


ブリュールはケルンの南に接する都市で、当時住んでいた部屋のホストに車で連れて行ってもらった。世界遺産に登録されているアグスストゥスブルク城やファルケンルストの前まで行って「中は独りでじっくり見にこい」と言われすぐに引きかえすだけのドライブだった。結局そのあとは訪れずじまいで、まともな写真もない。
他にもマックス・エルンストの博物館やファンタジーランドとかいう遊園地もある。

紋章は以下の通り。これは変わり種か。

Wappen der Stadt Brühl

この紋章は1319年の参審裁判官(Schoeffe)の印章に由来しており、ケルン司教座の十字架模様の盾の向こうに聖使徒ペトロが描かれている。右手に二つの鍵、左手に福音書を握り、七人の参審裁判官に囲まれている。

ドイツの町と紋章5 アーヘン


語学学校の一週目を終えてまず訪れたのがアーヘン。あれから色々な教会を訪れたが、アーヘン大聖堂の美しさと複雑さはかなり独特だった。記録はここ。

紋章は以下の通り。右は大紋章である。

Wappen der Stadt Aachen 

黄色の背景に、赤い爪、赤い舌の黒い鷲が描かれている。かつての帝国自由都市として、今日もなお黄色の背景と黒い鷲の組み合わせという伝統を保っている。現在の紋章は1980年に市議会で制定されたものである。

写真は意外と小さいカール大帝像。


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