2014/10/13

2014/10/13


・ENDLICH DEUTSCH!

ここ数日WDRというケルンのテレビ局が制作しているENDLICH DEUTSCH!というドキュメンタリー仕立てのドラマを見ていた。ケルンでドイツ語を学ぶ様々な国から来た人々を主役とした物語で、ネットに公開されているうちでは最終話となる第四話で彼らが試験に合格しドイツ市民権を手にすることとなり、タイトルのDEUTSCHはドイツ語ではなくドイツ人を指しているのだと分かった(ENDLICHは「ついに」くらいの意味)。
出演者の話すドイツ語がまあまあ聞き取りやすいのと時折映るケルンの風景へのノスタルジーとで見ていたのだが、出身国に応じて振り当てられた国民性、あるいは個性もめちゃくちゃでありながら愛すべきという感じで描かれており(ギリシア人は家にヤギを飼い、ロシア人は大人しいがウォッカを飲みまくり挙句の果てにアルコール中毒で死に、セルビア人は裸体主義者で戦争の話題に触れられると激昂、日本人は一言も話さないが優秀)、こうやって移民受入れ国家の土壌は培われていくんだろうとか思っていた。一人登場する人種主義者の男が出演者とは正反対に憎むべき人間として描かれているのも抜かりない。

http://www.ardmediathek.de/tv/ENDLICH-DEUTSCH/Sendung?documentId=23651140&bcastId=23651140

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