2015/05/08

ドイツの町と紋章20 リューデスハイム・アム・ライン


リューデスハイムもライン沿いの町。小さな町だがライン峡谷観光の主要都市で、ワイン酒場や土産屋では日本語もしばしば見られる。
日曜日に訪れたが石畳の小路はどこもかなりの人出で、おそらく平日よりにぎわっており観光地だなあと思った。ワイン畑の上をリフトでのぼり、森の中を少し歩いてアスマンスハウゼンという市内の別の地区に再びリフトで下った。最初のリフトはライン川を臨みながら涼しい風にあたれてとても気持ち良かった。

紋章は以下の通り。

Wappen der Stadt Rüdesheim am Rhein

ブリュール以来の変わり種。
騎乗しているのはトゥールのマルティヌスという聖人で、彼はマインツ大司教時代に列聖された。立っている巡礼者は聖ヤコブであり、シンボルである杖とホタテガイとともに描かれている。リューデスハイムの紋章は幾度も変化しながら現在にいたっており、類似の絵柄は17世紀から19世紀の印章に現れているが、19世紀の紋章では一時的にホタテガイのみが描かれていた。

最近またうまく紋章を撮れている。市庁舎。


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