2015/05/03

ドイツの町と紋章16 ヴェッセリンク


ヴェッセリンクはケルンの南に接する都市で、僕が住んでいたローデンキルヒェン区からU6で15分ほどの距離。
近いから行っただけで何もなかったが、ライン川に面したエリアは散歩やスポーツをする人々で賑わっていた。化学工業の分野で世界的に重要な都市らしい。

紋章は以下の通り。

Wappen der Stadt Wesseling

左の盾にはお馴染みのベルギッシュ・ライオンだが、よく見ると青い王冠と青い爪は省かれている。右の部分は生命の樹を象徴するユリの木を二羽の鳥が守る様子が描かれており、このデザインはヴェッセリンク特有というわけではなく、中世のキリスト教世界で好まれていたようだ。この紋章の起源は古く14世紀の印章が元であるが、現在の形になったのは1937年のことである。

写真は市役所前の広場。左下に紋章が重ねられた市旗が認められる。


P9130009

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