ブレーメンはヴェーザー川沿いの港町で、「自由ハンザ都市ブレーメン」州の州都である。この奇妙な名称の州はブレーメンと60km離れたブレーマーハーフェンの二都市のみで構成されている。
都市の規模と比べると僅かな時間しかとれなかったが、世界遺産の市庁舎とローレンツ像に加えベットヒャー通りやシュノーアなどの個性的な地区も一応散策できた。シュノーア地区では日曜日にもかかわらず観光客向けなのか結構店が開いていて、マグカップや置物を購入した。
紋章は以下の通り。右は大紋章である。
特徴的な形状の鍵は「ブレーメン鍵」を呼ばれるもので、大聖堂の守護聖人である聖使徒ペトロに由来する。鍵は1366年にブレーメン市の印章に登場し、それ以来上部の王冠とともに何度も形状を変えてきた。現在の紋章は1891年の紋章令で定められた。
ブレーメンでは、城門が描かれたハンブルクの紋章と結びつけて、「ハンブルクは世界への門であるが、その門の鍵はブレーメンが持っている」と言われている。
写真は音楽隊。そう都合よく紋章を撮ってはいなかった・・・。
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