ザンクト・ゴアルスハウゼンはライン川沿いの小さな町。人口は1000人強しかないが、ライン川観光の名所であるローレライとネコ城を擁している。
僕はリューデスハイムからここまで観光船に乗り、電車でケルンに戻った。「世界三大がっかり」の一つに数えられるローレライだが、船内放送が盛り上げてくれたおかげでまあまあの迫力に見えた。ちなみに船内放送はドイツ語、英語、日本語で、その日も結構な量の日本人ツアー客が乗船していた。
紋章は以下の通り。
上部のライオンはベルギッシュ・ライオンと酷似しているが、これは当地をかつて支配していたカッツェンエルボーゲン伯の紋章である。三つのフルール・ド・リスが描かれた下部はヴィースバーデンの紋章を想起させるが、むしろ対岸のザンクト・ゴアールの斜め格子との関連が指摘されている。今後の訪問予定もないのでザンクト・ゴアールの紋章もここで紹介しておく。
写真はローレライ。
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