2015/05/04

ドイツの町と紋章17 マインツ


マインツはラインラント=プファルツ州の州都で、神聖ローマ帝国時代は選帝侯のうち第一位を占めるマインツ司教座がおかれていた。
ライン川日帰り旅行で最初に寄ったのがマインツ。一時間半ほどひたすら歩きまわっただけだが、印象に残っているのは中心部でやっていたお祭りで、そこでは様々な国籍の人が自国の特産品や名物を売っていた。今思えば、立派な大聖堂になぜ入らなかったのかが疑問・・・。

紋章は以下の通り。

Wappen der kreisfreien Stadt Mainz

「マインツの車輪」と呼ばれる模様が特徴であり、まず1300年の印章に車輪が現れたとされている。それ以来この模様はマインツ大司教によって用いられ、数や向きなどが変化しつつ現在まで紋章に残っている。20世紀に入っても細部の変更はなされており、この紋章は2008年に改められた。下左図が1915年から1992年まで、下右図が1992年から2008年までの紋章で、1992年に簡略化がなされたことがわかる。

 

写真はマインツ大聖堂。これは分かりやすいロマネスク様式。
そして一番右の旗にマインツの車輪が描かれている。


P9140053

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