2014/08/16
2014/8/16
・Euregioticket
今日は語学学校の主催するAusflugがあり、20ユーロでマーストリヒトに出かけられるということだったのでそれに参加した。学校は月曜から金曜の午後毎日と、たまに土曜にスポーツやら博物館見学やらさまざまな親睦イベントを主催しているのだが、まあ当然僕が参加するのは今回が初めてである。
気になっていたのが20ユーロという安さであるが、朝集合場所に辿りつきしおりを渡されてその仕組みが分かった。まずケルンからアーヘンまではノルドライン=ヴェストファーレン州内の鉄道が週末乗り放題になるチケット(5人で42ユーロ)を用い、アーヘンからマーストリヒトへはEuregioと呼ばれる地域の鉄道が乗り放題になるチケット(2人で18ユーロ)を用いることで計17ないし18ユーロでケルンとマーストリヒトを往復できるのである。このAusflugには80人超が参加しており、大人数であることを活かしたプランである(ドイツでは5人で42ユーロだからといって1人で8ユーロちょいで乗り放題券が買えるわけではない。1人分は割高に設定されていて、一方1人同行者を増やすごとに足される金額は数ユーロのみ、すなわち上限の5人で旅行すれば最も割安に済ませられるという方式である)。
そして気になったのがEuregioが乗り放題になるその名もEuregioticketである。アーヘンでそれを買う際にたまたまパンフレットを見つけたのでそれも手に取ると、チケットが有効なのはドイツ、オランダ、ベルギーの三国が国境を接する地域であり、アーヘンとマーストリヒト、さらにベルギーのリエージュも含まれている。それを知った時点で僕は今日のリエージュ行きをも決意し、2人縛りではマーストリヒトで再集合が必要となるので18ユーロのチケットを一人で使うことにした(このチケットはそもそもの上限人数が2人なので、1人で使うと倍かかる)。周りにいたクラスメイトたちは親切に「お前パートナーいないのか、それじゃあ高いだろ」とか心配してくれたが、「いや問題ない。俺は9ユーロで自由を買ったんだ」とか言っていた。
実際マーストリヒトは数時間あれば徒歩で歩き通せるような小さい町であり、カフェや居酒屋での歓談を楽しむ気がなければ十分もう一都市訪問する余裕があったので、計画は正しかったと思う。せっかくの乗り放題チケットであり、アーヘン→マーストリヒト→リエージュ→アーヘンと無駄なく三角形の鉄路を利用したのにも満足である。
日曜のアーヘンのこともまとめないまま1週間が経ってしまったが、このAusflugについてもいずれ書かねばならない。
出納
電車、ワッフル、ポテト、水、コーヒー、土産、コーヒー、サンドイッチ、ビール、コーヒー
43.77
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